理容業界の現状と将来性
こんにちは、まつぶっくと申します。
我々の理容業界は衰退の一途を辿っているのでしょうか?
数年前から、私が働いているこの町は大阪でも比較的理美容室の激戦区とよばれていました。
密集率はなかなかのものです。
しかし近年は後継者不足が深刻で、どんどんお店を畳んでいるのが現状です。
理容師の高年齢化が進んでいます。
同じ組合の80代のオーナーが4月一杯で閉店されたのですが、早速そこの常連のお客さんが来店されました。
『行きつけ』をなくした男性たちは次の行きつけを探す為に大変です。
なんとかサロン運営を我慢してでも続けて行ければいずれは淘汰されていき、お客さんは少しは増えて行くのかなと思います。
ケア理容師制度、訪問福祉理容への注目
さらに高齢化が進めば、サロンに来店することが困難な高齢者が増えていくでしょう。
そういった方々に対して訪問理容サービスや送迎サービスを実施していくことは今後は需要が高まりそうです。
高齢者や障害があるお客さんの身体状況に応じた対応をするための知識や技術を習得する
ケア理容師養成研修も活発に行われています。
理容師、美容師免許のW取得
最近は理容と美容の壁が少なくなっていってます。理容室は減少していますが、美容室は増加を続けています。競争も激化してます。
理容美容を区別することなく業界の将来性を
見据えると資格も両方あると心強いですね。
最近は1000円カットも値上げしていますし、何でも安売りは限界があります。
値段は多少高くてもそれに見合う技術、サービスが必要ですね。
あと我々は人を相手、つまり感情を相手に商売をしているので、お客さんの『ちょっと気持ち良い』『嬉しい』を提供出来ればと思います。
理容師の仕事は髪の毛を切るだけではありません。
お客さんの日々の疲れをほぐせるようなサロンにしていくのが良い未来に繋がると信じています。