理髪師の独り言 

想いは言葉に~今を生きる

初めての落語 2

室内が肌寒いのは開演して1時間経ったくらいでした。

 

女生のお客さんはガウンを来たり上着を足元にかけたりしています。

そしてついに

13時になりました!

 

太鼓がなり幕があがりました。

 

はじめに登場したのは桂慶治郎さんでした。

 

題目は子ほめというネタでした。

 

タダ酒が飲めるとの噂を聞きつけ、訪ねて来たアホの男。真相は「タダの酒」ではなく「灘の酒」の聞き間違いであったが、人を褒めてタダ酒を飲む方法を教わる。その方法とは、相手に年齢を尋ね、年配の者には若く見える、年若の者にはしっかりして見える、とおだてて酒や肴を奢ってもらい、赤ん坊の場合は、顔をよく見て人相を褒め、親を喜ばせてご馳走になるというもの。

それではと通りに飛び出すと、伊勢屋の番頭に遭遇する。しかしいざ声をかけようとすると、「町内の色男」と逆に褒められ、ご馳走をさせられそうになる。

そこで、近所にある、子供ができたばかりの竹の家を訪ねる。赤ん坊を褒める魂胆であるが、間違って奥の間で昼寝している爺さんを褒める。改めて赤ん坊に臨むが、顔を見ては猿のようだと言い、無理やり挨拶を教えようとしたり、お腹を押してみたり。そのうち、もみじのような手だと初めて褒めたものの、やはり(その手で)祝い金をよく取ったと言ってしまい、あきれられる。

仕方がないので、教えてもらったとおり人相について褒めようとするが、これもなかなかうまくいかない。最後の手段で年を尋ねると、竹が「そんな赤ん坊に年を尋ねるもんがあるかい、今朝生まれたとこや」と言うので、

「今朝とはお若う見える、どうみてもあさってくらいや」

 

最後の部分が落ちになっているのでしょう。

 

緊張した様子が伝わってきました。

 

落語家はこんな長い話を記憶して たくさんの人の前で話す仕事だが

人によって雰囲気が全然違うことが分かった

 

来ているお客さんの 年齢層や笑うツボ タイプによってその日の枕を変えたりするらしい。

 

 

二人目三人目四人目と ネタが続いていくと 中入りと言われる休憩が入ります。

 

その休憩中に スタッフの女の方(あづまさん)が お土産を販売していました 。

正直買ってみたかったが 恥ずかしくて 手をあげることができませんでした(泣)

 

結局トイレ休憩もできず 後半戦がスタートしてしまいました。。

 

手品ショー 夫婦漫才 観客を飽きさせないようなプログラムで あっという間に オオトリの 桂米團治さんの順番になった

 

登場してくるや否や 観客から大きな拍手が沸き起こった 桂米朝の 長男桂米團治さん

 

枕と言われる ネタの前の 前振りのお話が非常に面白かった 。私も笑っていました!

観客は 爆笑の渦に 飲み込まれ 場の雰囲気がガラリと変わる。

 

素人から見ても 話し方 立ち振舞い 声のトーン 絶妙な間 すべてが 整っていた 見事というしかなかった 。

 

全ての演目が終わり 席を後にする時 玄関の出口で 9人の 噺家さんが お見送りをしてくれた とても面白かったわ などと お客さんが声をかお客さんが声を掛けたりしていた

 


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記念に写真を撮っておく! 誰がどんなネタをしたのか 、もう一度復習するために今一度 ネタを調べてみた。

 

新たな発見に、あぁ… こんな話だったのかと 理解を深めることができた。

 

家に帰っても いろんな落語を YouTube で見ることが増えた 。

 

そして 初めての落語を通して 私の人生に ほんの少しの彩りを与えてくれたことに感謝したい 。

もう一度 機会があれば 足を運んでみたい!